お知らせ
神宮殿舎撤去材の譲与に与ることとなりました
平成26年のお知らせです
平成26年9月5日(金)
<span style="text-align: center;">現在の豊受姫神社(外宮)</span> 昨年10月には内宮と外宮それぞれの御正宮の他、内宮の第一別宮である荒祭宮、外宮の第一別宮である多賀宮の遷御が執り行われました。
今年度も10月6日の月讀宮をはじめとし、平成27年3月15日まで12別宮の遷御の儀が執り行われます。
これによる神宮殿舎の古材は、神宮司庁においても相当量の再利用を致すこととなります。例えば御正殿旧殿の棟持柱は宇治橋鳥居に、宇治橋鳥居は桑名の七里の渡し・鈴鹿峠の関の追分の鳥居として再利用されます。
このように貴重な古材の中から、この度当宮では神宮殿舎撤去材の譲与を受けることと相成りました。撤去材は当宮摂社豊受姫神社の造替に用いられることとなっております。
撤去材の受け取り、工事の着工など今はまだ未定の部分もございますが、この度の造替工事を機に、尚一層伊勢の神宮に思いを致し、第63回式年遷宮を見据え神宮と当宮氏子崇敬者との結びつきがより強固なものとなるよう務めてまいりたいと存じます。