境内のご案内

境内案内図

意富比神社・船橋大神宮境内案内図
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主な境内社

豊受姫神社(外宮)

 御祭神の豊受大神は、伊勢豊受大神宮(外宮)に御祀りされ、天照皇大御神のお食事を司られる神様で、五穀豊穣と衣食住の守り神様です。
※お食い初めに使う歯固め石は、こちらにご用意しております。
LinkIcon歯固め石についてのお知らせ
LinkIcon豊受姫神社(外宮)竣工のお知らせ

豊受姫神社(外宮)

常磐神社(摂社)

 当宮を奉斎された日本武尊と江戸開府の頃、当宮を崇敬・庇護された徳川家康公、秀忠公を御祀りしております。

常磐神社(摂社)

常磐神社(摂社)

大鳥神社

 御祭神は日本武尊で、例年十二月の酉の日、壱之酉、弍之酉が例祭日で、境内は酉の市として賑わい、熊手等を商う露天商が出店して、夜遅くまで近在の人々で活気があり、「船橋のお酉様」として親しまれております。

大鳥神社

境内の見どころ

灯明台(千葉県有形民俗文化財)

 境内東方の丘に立てられている木造瓦葺の灯明台は、3階建てで高さ12m程あります。3階の灯室は、洋風の灯台の様式を採り入れた六角形で、ひときわ目を惹きます。明治13年(1880)、地元の漁業関係者によって建設されました。普段は非公開ですが、正月三が日は公開しています。

灯明台(千葉県有形民俗文化財)

土俵

 徳川家康公が船橋に宿泊時、漁師の子供達の相撲を供覧したのが始まりと伝わる。大人相撲は例祭日の10月20日開催ですが“しょっぱな”はこの故事にならい子供同士、形だけの取組。大人の取組はそれから。子供達の相撲は例祭日前の土日を選んで行われます。

土俵

神輿庫

 背の高い建物の中に、神輿が二基納まっているのが見えます。向かって左に本町八坂神社の神輿。右に湊町八剱神社の神輿。通常、社殿の中に鎮まってらっしゃる神様がお祭りの際にお乗りになるのが神輿ですが、ここでは実はこの神輿自体が神社そのもので、神様は常にこの神輿にお鎮まりになっています。大きさもさることながら揉み方も珍しいこの神輿の勇姿は、七月のお祭りの際にぜひご覧下さい。

神輿庫

神輿庫

大神宮今昔

 大神宮の古い写真をお借りする事が出来たので、ここでご紹介いたします。こちらは、昭和31年撮影の大神宮下交差点の写真です(写真撮影:手塚博禮氏)。今とは違い自動車の交通量は少なかったらしく、歩道と車道の区別はまだ無かったようです。看板には今でも本町通りで目にする名前も見え、時代を異にしても、ここが船橋の本町通りの風景であることを思わせます。
 大神宮に関してはこの時代、鳥居向かって右側には派出所が、左側にはお手洗いがあったようで、階段の昇り勾配も今よりきつかったようです。
 こうして写真で見てみると、西階段付近の大神宮境内は小高い山のようになっており、時代をさらに遡りますが、戊辰戦争当時に旧幕府軍がここに拠点を構えたのも頷けます。本町通りを西から進軍する新政府軍を迎え撃つには、本町通りを容易に見渡せる大神宮ならば最適と考えたのでしょう。しかし、新政府軍は強力な大砲を遥か後方より打ち込んだので、大神宮は炎上、旧幕府軍も敗走することとなります。
 平成28年5月現在、鳥居向かって右側は更地になっておりますが、新たな建物の建築計画もあるようです。変わりゆく船橋の街並みに対し、変わらぬ大神宮の対比が見て取れる写真です。

昭和31年撮影
大神宮下交差点(昭和31年)

平成28年撮影
大神宮下交差点(平成28年)